父の死から

父が亡くなり、父がやっていた不動産賃貸業を私が引き継ぐことになった。

とはいっても、不動産賃貸業を引き継いだのは私の母。

私は母のサポートという立場だ。

母は高齢だ。

実際に不動産賃貸業務を引き受けているのはおもに私である。

 

零細不動産賃貸業

不動産賃貸業といっても、我が家が所有・管理しているのは4戸だけ。

つまり零細不動産賃貸業である。

しかも、実際に不動産を所有しているのは私の母。

だから、私が勝手に不動産を売買することはできない。

我が家はそんな、家族経営の零細不動産賃貸業だ。

 

不動産賃貸業に合う性格

実際に不動産賃貸業をやっていて、不動産賃貸業は自分にすごく合っていることに気がついた。

私は今までずっとサラリーマンだったので、会社に勤めているときは会社の従業員である以上、最終決定権が自分にはなかった。

最終決定権がないことは会社員である以上仕方ないことだ。

とはいえ、最終決定権がない仕事というのはやっぱり面白くない。

それが、家業として不動産賃貸業をはじめてみたら、家賃の額・入居者の選考・リフォームの内容…何から何まで大家として決定を下すことができるのだ。

自分で決定を下す以上、自分に責任がふりかかるので、何かを決める際には慎重に考え抜いてから決める。

でも、それが楽しくてしょうがないのだ。

失敗したら稼ぎがなくなってゴハンが食べられなくリスクはあるけれど、自営業は楽しくて仕方がない。

もっと早く自営業に転換すれば良かった。

会社員をやっていて自分に決定権がないから面白くないなあと思う方は、副業でもいいから不動産賃貸業をはじめてみるといいかもしれない。

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