先日、東京の多摩地区のある町に行く機会があった。
私が訪れたのは、一戸建てが中心の閑静な町だった。
道路を歩いていてふと上を見上げると、屋根にアンテナが設置されている家が多いことに気づいた。
それも、いわゆるパラボラアンテナではなく、昔ながらの棒状のアンテナを設置している家がほとんどだった。
東京23区内:アンテナのある家は少ない
対照的に、我が家の周辺では現在、棒状のアンテナを設置している建物をほとんど見かけない。
我が家周辺の建物に設置されているアンテナは、パラボラアンテナであるケースがほとんどである。
昔、40~50年近く前は、我が家がある地域でも棒状のアンテナが住宅の屋根に設置されていた。けれども、棒状のアンテナは住宅の屋根からいつの間にかなくなった。
我が家周辺の地域で棒状のアンテナが使われなくなったのは、ケーブルTVが普及したせいだと思う。
棒状のアンテナが住宅の屋根に設置されているせいで、多摩地域の閑静な住宅地の風景がまるで、40~50年前の東京23区の住宅地の風景に見えた。
不思議な感じだ。