大家からみた家賃保証

前回、昔の大家さんの時代にはなかったもの(その1)家賃保証という記事を書いた。

今日は、家賃保証について大家が思うことを中心に書く。

 

家賃保証の現状(その1)家賃保証会社を選ぶには不動産屋さんを選ぶ

現状、我々大家が家賃保証会社と直接取引をすることはない。

原則、不動産管理会社がどの家賃保証会社を使うかを決めている。

たとえば不動産屋Aでは家賃保証会社X、Yが利用できるけれども、
不動産屋Bでは家賃保証会社Zしか利用できない、というふうな感じだ。

大家が家賃保証会社を選びたいならば、不動産屋さんを選ぶしかない。

 

家賃保証の現状(その2)入居者の手数料は不動産屋によって違う(らしい)

家賃保証会社は入居者の手数料を公にしていない。

家賃保証会社のサイトを見ても、入居者の手数料がいくらなのかは明示されていない。

家賃保証については、家賃保証会社が不動産屋さんと契約を結んでいる。

だから、家賃保証会社に支払う入居者の手数料は不動産屋さんによってマチマチだ。

入居者が家賃保証会社に支払う手数料の額は不動産屋さんと家賃保証会社との関係で決まる、らしい。

つまり、家賃保証会社に支払う入居者の手数料について大家は関わることができないのだ。

大家としては、入居者が支払った家賃保証料を確認するようにしている。

家賃保証というのは、大家と入居者の双方にメリットがあるべきだ、と思う。

だから私は、入居者の金銭的負担が出来るだけ少ない家賃保証会社を選ぶようにしている。

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