入居審査に関する雑感

我が家の賃貸住宅の入居者募集を今まで何回か経験するうち、
我が家の賃貸住宅に入居申込みする人に共通する特徴があるのが分かってきた。

 

我が家の築浅賃貸住宅の入居希望者の特徴

我が家の賃貸物件は今のところ「築浅」で、
どちらかというと「女性をターゲットにした」優しい雰囲気の物件だと思っている。

今のところ入居希望者は8割方女性である。

我が家の賃貸物件に入居申込みする人に共通する特徴、
それは、申込書に記載された年収が家賃の3割ギリギリという点だ。
個人情報保護の観点からこれ以上具体的なことは言えないが。

 

年収が家賃の3割を超えないように

家賃保証を行う信用保証会社の審査を通るには、
一般に、年収が家賃の3割を超えないのが望ましいといわれている。

ただ、実際、信用保証会社が年収に関してどの程度の基準を設けているのかは、
公にされていないし、大家である私も当然知らない。

信用保証会社も商売なので、
年収が高い人だけ審査を通していたら商売にならない。
だから、ある程度のところで線引きはしているのだろう。

あくまでわたしの推測だが、
家賃年額が年収の3割で過去にクレジットカードの延滞暦がなければ、
審査を通しているのではないか。

家賃保証会社の審査を通るギリギリのラインと思われる人が、
我が家の賃貸物件に応募してくることが多いのだ。

入居希望の人がいるのは嬉しいことだ。

けれども、正直言うと、年収の3割ほどを家賃に使うことは、
入居者にとって良いことだろうかといつも思う。

もう少し家賃が安いところを選んだほうが生活に余裕が出るんじゃないかと思う。
余計なお世話だが。

もちろん、どんなことにお金を使おうと個人の勝手だ。

けれども、勤務先の業績が悪くなり給与がちょっとでも減れば、
とたんに生活が苦しくなるのは目に見えている。

生活が苦しくなれば、
家賃が安い物件へ引っ越すことを考えるのは当然。

でも、引っ越しするのにもお金がかかる。
そう考えると、最初から経済的に無理がない物件を選んだほうが良いに決まっている。

正直な話、将来に備えて堅実に貯蓄する余裕がある人が、
うちの賃貸物件を選んでくれたほうが嬉しい。

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