東京23区内では少なくとも過去20年間は狭小3階建てがもてはやされてきた。
なにせ敷地面積が狭い場所に家を建てようとするので、狭い敷地を有効活用すべく3階建てが好まれて建てられてきた。
狭小3階建ての場合、敷地条件によっては1階が半地下になる・階段設置である程度のスペースがとられるため、その分部屋が狭くなるというデメリットがある。
我が家を建てたばかりの頃は狭小3階建てはまだまだコスト高だったようだ。
でも、ここ10年間で3階建ての建築コストは以前より下がっていると聞く。
今思うと、狭小3階建てにしなくてよかったとつくづく思う。
狭小3階建ては若いうちはいい。
けれども、年を取ってくると、なにせ階段の昇り降りがツラくなる。
65歳以上、特に70歳以上になると狭小3階建てはツライ。
高齢者になると腰や膝を痛めるから、階段はできるだけ避けたい。