我が家はふつうの2階建ての一戸建てだ。
我が家を建てた当初は私もまだ若かったし、狭小住宅に興味があったので、3階建ての建売住宅を見学したりした。
けれども、最近、あと20年(いや、あと10年ほど)経てば、もし老化で膝が悪くなったら階段を昇るのがつらくなるということに気づいた。
だから今では、2階建てではなく平屋で家を建てればよかったなと思うようになった。
2階建ての欠点(我が家の場合)
・狭小住宅の場合、階段の勾配が急であることが多い(高齢になったとき、階段の勾配が急だと、昇り降りがつらい)
・日当たりが良い住宅の場合、夏は2階が暑すぎて、エアコンをつけないと生活できない
・日当たりが良い住宅の場合、冬は2階は暖かいけれども、1階は寒い。
我が家は日当たりが良いので、夏はとにかく2階が暑くてエアコンをつけないと生活できない。これがつらい。
エアコンをつけると足元が冷えるので、扇風機をつけて空気を循環させてはいるものの、エアコンをつけると足元がどうしても冷える。
夏にエアコンをつける「だけ」のために靴下を履いて生活するのはなんだかな~と思う。
平屋建ての需要が増えている?
2階建ては、住む人が若いうちはよい。
でも年を取ってくると2階への昇り降りが大変だ。
また、40年前・50年前に建てられた家は、1階がリビングで2階が子ども部屋として設計されている家も多い。子どもたちが成長して独立した後、日当たりの良い2階が使われないままデッドスペースになるケースも多く、もったいない気がする。
以前は、ハウスメーカーが建てる家は2階建てが主流だった。
しかし最近は平屋建ての需要も増えてきているようで、大手ハウスメーカーも平屋建てのプランを宣伝するようになった。
それに、2階建て3階建ての狭小住宅は都市部に集中しているだけで、郊外にいけば敷地面積が広いから、平屋建ての家は結構ある。
私自身、実家は平屋建てなので、平屋建てのほうが気持ちが落ち着く。
実家は平屋建てで建て替えようとひそかに計画中だ。