近年、徐々に少なくなってきているボロアパート。
とはいえ、ボロアパートは東京都内でもまだまだ残っている。
ボロアパートはいまだに「〇〇荘」という名前が付いていることが多い。
新宿や池袋など、ターミナル駅の割と近くにもまだボロアパートが残っているのが東京という街の面白さだ。
駅近のボロアパートは満室であることが多く、稼働率が高い優良な賃貸物件だったりする。
コミュニティとしてのボロアパート
ボロアパートによっては、住人間でコミュニティが形成されているところもある。
特に1階が店舗になっているボロアパートはその傾向があるように感じる。1階部分が住人の溜まり場になっているボロアパートもある。
コミュニティとして有効活用されるのならば、ボロアパートにはボロアパートなりの存在意義があるということだ。
ボロアパートは地域ネコにも寛容な場合が多く、庭で地域ネコに餌付けをしているボロアパートの住人もよく見かける。
やっぱり女性は躊躇するかも
前回(2階の物件を選ぶ際に気を付けること)も書いたけれども、道路を歩いていると、家の中が丸見えのボロアパートをよく見かける。
天井についている電灯や、住人がちゃぶ台の前で座っているのまで丸見えなのだ。
昭和の薫り漂うボロアパートの住みやすさはよくわかるのだけれど、防犯という観点からいうと女性が住むのはちょっと躊躇するかもしれない。