近いうちに実家を建て替えたいと思っている。
実家はとにかく老朽化が進んでいて、
そろそろなんとかしなければいけない状態だからだ。
実家を建て替えるまでの間、
我が家の賃貸物件のうちのひとつ(貸家)を使用しようと思っている。
けれども、実家を建て替える資金を貯めないといけない。
実家を建て替えるための資金を貯めるためには、
あと1年~1年半かかりそうだ。
実はちょうど今、貸家の入居者が退去したところなので、
あと1年半、短期貸しすることにした。
短期貸しのメリット
短期貸しのメリットはなんといっても
・貸す期限が限られているので、立ち退きのリスクがない
ことだ。
法律上、一般賃貸借では物件が老朽化して倒壊のおそれがあるような場合を除いて、
原則として、入居者が一度入居すると退去してもらうのが難しい。
しかも、物件が老朽化しているような場合でも、
退去してもらう際の交渉は結構大変である。
今回の我が家のケースのように、
近いうちに大家が自分で使用する可能性がある場合、
大家が使用するまでの間、短期貸しするのがよいと考えた。
今回は短期貸しの専門業者に管理を委託して短期貸しをすることにした。
我が家としてははじめての試みである。
短期貸しの専門業者に依頼するメリット
短期貸しの専門業者に依頼するメリットはなんといっても家賃保証である。
ただ、その分、短期貸しの専門業者の管理料は、
通常の一般賃貸借での管理料よりも割高である。
一般賃貸借の賃貸物件の管理委託契約における管理料は3~5%が相場である。
一方、短期貸しの専門業者の管理委託契約における管理料は10~15%が相場らしい。
我が家が依頼した短期貸しの専門業者は家賃保証をしてくれるので、
家賃が保証されるのが大きいらしい。
今回の場合、定期借家として賃貸の期間を1年半に限ったうえで、
いつもの不動産業者に依頼するという手もあった。
けれども、その場合、入居期間1年半という期間に納得して入居してくれる入居者を探すのが難しい。このため、短期貸しの専門業者に依頼することにした。
短期貸しの専門業者に依頼するデメリット
短期貸しの専門業者に依頼するデメリットは上述した「管理料の高さ」だ。
ただ、一般賃貸借か定期借家として募集した場合、
空室ができたときに家賃収入がなくなることを考えると、
管理料がある程度高くてもは致し方ないと思っている。
短期貸し物件の特徴
短期貸しの専門業者の話から推察すると、
短期貸し物件(東京23区に限る)は古い物件が多いようだ。
築40年・築50年といった物件が多い。
だから我が家の貸家のように築20年前後の物件はわりと希少なのだろう。
入居者が早く見つかると良いなと思っている。